「ウォール街のランダム・ウォーカー」をわかりやすく要約！

「インデックス投資に興味がある」

「長期の資産運用を始めたい」

そんな方にオススメの本があります。

いままでたくさんの投資関連の本を読んできた僕も感銘を受けた本でした。

それは「ウォール街のランダム・ウォーカー」です。

この記事では「ウォール街のランダム・ウォーカー」をわかりやすく要約していきます。

ランダム・ウォークという言葉を知っていますか？

ランダム・ウォークというのは、「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向を予測することは不可能である」ということを意味する言葉である。
ウォール街のランダム・ウォーカーより

わかりやすく言うと株式相場において過去の動きから短期的にどう動くか予想はできないということです。

本書ではサルが新聞の相場欄にダーツを投げ、当たった銘柄を買ったのと、プロが選んだ銘柄の成績に差がみられなかったのであると書いてあります。

ウォール街のスーツをビシッときめた機関投資家がサルと変わらないというのは意外ですよね。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析

ランダム・ウォーク理論に対してプロの投資家はファンダメンタル分析とテクニカル分析で反論します。

この章ではこの２つ分析について解説します。

まずファンダメンタルズ分析とは、企業の価値に対して株価が割安な企業や、事業の成長が見込まれる企業は、将来的に株価が企業価値に見合う価格まで上昇するという考え方です。

市場価格が適正を下回ったら買い、上回ったら売るチャンスと機械的に考えることです。

次にテクニカル分析とは、過去の株価チャートを動きから今後の動きを予測するものです。

デイトレーダーのようにチャートを見ていろんな指標を使うためセンスが必要です。

・S&P500などのインデックスファンドを買うことで分散投資が可能になる

・アクティブファンドよりも手数料などのコストが少ないためリターンが高い

・幅広い銘柄に分散するため大きく勝つこともないが大きく負けることもない

・5年以上利益が平均を上回る期待ができる銘柄に投資する

・できるかぎり売買の頻度を少なくする

・リスクもあるのでインデックスファンドと併用することがオススメ

・優れたファンドマネージャーを選ぶ

・経費率と回転数が低いものにするべき

・市場平均を安定して上回らないため著者はやめている

3つのアプローチを紹介しましたが著者が最もオススメしているのはインデックスファンドです。

本書が出てから45年以上たっていてたびたび改定されていますが個人投資家が良い成績を上げるにはインデックスファンド買ってただじっと待っていることが一番だと言っています。

僕も昔はチャートをみて分析して頻繁に売買していました。大きく勝つこともありましたがその分負けたときのダメージもでかいです。

なので今はインデックスファンド買って長期で保有しています。

投資の世界に絶対はないのでなるべくリスクを減らし、時間をかけてお金持ちを目指しましょう！！

お金に関して常に勉強していく必要があります。これからも一緒に勉強していきましょう。

仮想通貨について書いた記事があるのでぜひ読んでみてください。